フリーターの履歴書｜志望動機の書き方失敗パターンはこれだ!!

フリーターが正社員として就職したいと考えた時、履歴書を書かなければなりません。

 

そして、そんな履歴書の中でも困る人が多いのが…

 

志望動機の書き方

 

フリーターからの就職に限らず、正社員の転職であっても志望動機の書き方は困る人が少くありません。

 

そこで今回はフリーターが就職するための履歴書の志望動機の書き方を…と言いたい所ですが、正直な所“就職できる”履歴書の書き方というのはその人その人によって違います。

 

同じことを書いてもそれを書いた人、そしてそれを見る人によって全然捉え方が違ってくるので“絶対”的な履歴書の志望動機の成功パターンというものはありません。

 

ですから、ここではあえてフリーターの履歴書｜志望動機の書き方失敗パターンはこれだ!!として志望動機の失敗パターンを紹介したいと思います。

 

曖昧な志望動機

 

「御社の事業内容に共感し…」「御社の経営体質に共感しました」など曖昧な表現だけで志望動機が書かれているパターンです。

 

この志望動機を見た企業はどう思うか分かりますか？

 

「一体何に共感したの？」

 

確かに企業の事業内容などに共感することは志望動機の書き方として大切なもの。

 

でも、そこには具体性がなければいけないのです。

 

「書類選考に落ちるフリーターが知らない履歴書の書き方最大のポイント!!」でも紹介したようにしっかりと企業について理解せず「共感した」などというから曖昧な表現となり、薄っぺらい表現となるのです。

 

「事業内容に共感した」などという場合には一体事業内容の何に共感したのか？「経営体質に共感した」のならばどんな経営体質に共感したのか？を書くことが大切です。

 

企業に頼り切りの志望動機

 

「御社ならば○○を学ぶことが出来ると思いました」「御社の業務で○○を通して身に着けたいです」など、企業に頼り切りの志望動機です。

 

これ見た瞬間、採用担当者はこう思います。

 

「そんなに勉強したいなら学校行って勉強しろ」

 

企業に就職するということは、「企業に利益を与えるために働き、その対価として給与を得る」というのが基本です。

 

それが学校のように何かを与えてもらえる場だと考えたら大間違いということになります。

 

確かに業務に関することは入社後教えてもらえるはずです。

 

でも、気持ちとしては「教えてもらう」のではなく、「教わらなくても出来るように自分で積極的に勉強していく」という姿勢が基本です。

 

「きっと御社にとって役立つ存在になってみせます。至らない点についてはご指導頂きますようお願い申し上げます。」くらい強気に出てあまり控えめになり過ぎないのがポイントです。

 

憧れや熱意だけの志望動機

 

「御社のことが昔から大好きで」「気合とやる気だけは誰にも負けません」こうした志望動機も完全に失敗です。

 

「御社のことが昔から大好き」という志望動機の履歴書を見た時採用担当者は…

 

「へぇ〜そう、ありがとう、で？」となります。

 

「気合とやる気だけは誰にも負けません」こんな志望動機を見た採用担当者は…

 

「気合とやる気はわかった。で、何が出来るの？」

 

ということになります。

 

憧れや熱意これらはフリーターであるあなたが就職するためにも必要なことですが、「憧れや熱意だけ」というのでは採用に至りません。

 

「あなたが企業に何をすることが出来るのか？」このことをしっかりと認識し、志望動機に盛り込むことが必要です。

 

公務員みたいな志望動機

 

「皆さんに必要とされる仕事がしたいんです」「社会の役に立つ仕事がしたいんです」こうした公務員が「国民のために」という様な志望動機を言う人はまず採用されません。

 

こうした志望動機を見た時、採用担当者はどのように思うかわかりますか？

 

「こいつ社会のことわかってねぇな〜」

 

こんな感じです。

 

なぜそうなるのかわかりますか？

 

そもそも「誰からも必要とされない」「少しも社会の役に立たない」そんな仕事で利益を上げている企業なんてまずないからです。

 

普通の会社の仕事は基本的に「誰かしらに必要とされる仕事」であり、多かれ少なかれ「社会に役立つ仕事」です。

 

それにもかかわらず、「この会社だけが必要とされる。社会の役に立つ」という様な志望動機を書くのは「社会を分かっていない」ということになるのです。

 

その企業の事業内容から具体的にどんなことをして多くのひとに喜ばれたいのか？社会の役に立ちたいのかを履歴書に記載することが大切です。

 

あなたの履歴書の志望動機を失敗パターンにしないために…

 

あなたの履歴書の志望動機を失敗パターンにしないために大切なことをまとめておきます。

 

・具体的に記載すること。

 

何はともあれ、出来る限り具体的に記載することです。曖昧な表現は避けるべきです。他の企業でも通用するようなことばかり述べるのはNGです。

 

あくまでも「御社」に関して具体的に語り、だからこそ入社したい!!という意欲を示すべきです。

 

・企業に役立つ存在であることをアピールすること。

 

就職するということはお金をもらって企業の役に立つことです。フリーターとしてアルバイトしている時だってそうですよね？

 

その姿勢をきちんと示すことです。「御社に入社したら何をしてもらえますか？」ではなく、「御社に入社したら御社のために○○します」ということを示すことです。

 

きちんと企業研究をすれば企業について具体的に知ることが出来ますし、また、あなた自身の経験を整理することでたとえフリーターとしてのアルバイト経験しかない場合でもきちんとアピールできることはあるはずです。

 

自分でこうしたことを注意して就職活動することも十分可能ですが、もし迷うようなら転職エージェントに相談してみることをおすすめします。