大卒フリーターが事務に就職するための3つのコツ!!

大卒フリーターから事務に就職したい!!

 

大卒フリーターの人の中には「事務に就職したい」と考える人が多くいます。

 

しかし、大卒とは言えフリーターということからなかなか事務への就職が決まらないことも珍しくありません。

 

そこで、ここではそんな大卒フリーターから事務に就職するためのコツとも言えるものを3つほど紹介したいと思います。

 

事務をやりたい理由を明確にする

 

まず、大卒フリーターが事務職への就職を希望する場合、徹底的に行わなければいけないのが“事務をやりたい理由を明確にする”ということです。

 

これは一見当たり前のように感じるかもしれませんが、大卒フリーターから事務への就職を決めるためには本当に大切なポイントです。

 

それというのも、「営業は大変そうだから…」「エンジニアなどになるような特別な能力もないから…」という“消極的”な理由をもとに事務への就職を希望する大卒フリーターが多くいるからです。

 

もしも、大卒フリーターであるあなたがこうした理由から事務職への就職を希望しているとしたら、まず就職はできません。

 

厳しいようですが、これが現実です。

 

消極的な理由をもとに事務を志望した場合、志望理由は薄っぺらなものになり他の就職希望者と違いがでませんし、面接などで話しをしてもどこか仕事に対する覚悟が弱く感じてしまいます。採用担当者も馬鹿ではない表面的に繕った志望動機は見抜きますし、こうした雰囲気を感じる大卒フリーターはまず採用しません。

 

では、もしもあなたがこうした消極的な理由から事務への就職を希望する大卒フリーターだとしたらどうすべきか？

 

まずは幅広く職業について知ることが大切です。

 

他の仕事について“なんとなく”のイメージしか持たず、“なんとなく”他の仕事はダメで“なんとなく”事務は良さそうというのでは志望動機も薄っぺらいものにしか作れないからです。

 

本を読むなり、新聞を読むなり、又は実際に様々な業界のアルバイトをしてみるなり、転職エージェントに相談していろいろな職業の実際の働き方などについて具体的に教えてもらうというのもおすすめです。

 

こうして幅広く職業について知った上で“事務”の仕事を選び抜く事が必要です。

 

もしも他の職業についてきちんと知った上で、それでも事務を選んだのならばその志望動機に厚みが出てきます。

 

例え事務の仕事が大変なものであったとしてもやり遂げる迫力のようなものが出てきますし、「この人なら大変な仕事でも一生懸命やってくれそうだ」と思われるので採用に至る可能性が出てくるのです。

 

大卒フリーターであっても事務をやりたい理由が消極的なものであったり覚悟を感じられないものだと事務への就職は難しいのが現実です。

 

まずは他の仕事についてもきちんと知った上で、それでも事務をやりたい理由を明確にすることが大切です。

 

“企業が求めるもの”をアピールする

 

もしも、大卒フリーターであるあなたが事務への就職を希望するにもかかわらず、事務への就職が決まらない場合、“企業が求めるもの”を理解していますか？

 

大卒フリーターから事務への就職に限らず、他の職業から転職を希望する人の中でも転職が決まらない場合などにはこの“企業が求めるもの”を理解していない事が少なくありません。

 

大卒フリーターで事務への就職を希望する人の場合、特に勉強することに抵抗がない人も多く「資格を持ってます」と言うことをアピールする人が少なくありません。

 

事務全般としてMOSなどのパソコン資格であったり、経理関係の業務につく時に簿記関連の資格や時には人事関係の業務につくために社会保険労務士の資格を取る人もいます。

 

でも、その資格って本当に“企業が求めているもの”ですか？

 

特に大卒フリーターからの就職を募集しているいわゆる“未経験歓迎”の求人の場合、実はそんなに資格が重要視されていないことも少なくありません。

 

それというのも資格はあくまでも資格であり実務とは違いますし、また実務に関しては実際に業務をこなして覚えるしか無いことがほとんどという現実を知っているからです。

 

実は“企業が求めるもの”というのは企業によって違います。

 

例えば大卒フリーターからの就職で人気の事務の一つとして経理がありますが、経理にしたって“経理全般を一人でこなすことを求める企業”もあれば、“正社員としてアルバイトを指導教育してまとめる役割を求める企業”もあります。また、”チームとして経理をするので特定分野のスペシャリストになることを求める企業”もあります。

 

こうした“企業が求めるもの”をきちんと把握して、それをアピールすることができていますか？

 

“企業が就職する人に求めるもの”は実際にその職場で働いている人やその職場について詳しく知っている人でないと理解していない事がほとんどですが非常に大きなポイントです。

 

実際に就職を希望する企業で働いている人を捕まえて話しを聞くなり、転職エージェントのような求人先企業の状況について詳しい人の話しを聞くなりすることがおすすめです。

 

転職エージェントを利用する

 

もしも大卒フリーターから事務への就職を考えるのならば、一人で転職活動するのではなく、転職のプロに転職活動を支援してもらうことのできる転職エージェントを利用することがおすすめです。

 

それというのも、転職エージェントは様々な職業に関する情報を持ち合わせているので志望動機を作る際に役立ちますし、また企業との関係も深いことから求人を紹介する企業については内部事情まで詳しく知っているので“企業が就職者に求めるもの”を理解しているからです。

 

しかし、実は事務への就職を希望する大卒フリーターが転職エージェントを利用すべき理由というのはこればかりではありません。

 

では、それは何かというと…

 

転職サイトなど公開型の求人情報を経由しての求人と違い、非公開求人を中心とする転職エージェントの求人ならば紹介される求人は競争率が低いこと多いからです。

 

通常公開型の転職サイトの求人などは応募者のハードルを低く打ち出すことで多くの就職希望者、転職希望者の応募を促します。

 

それゆえに人気の事務職などについては倍率が50倍、100倍となることが少なくありません。

 

これほどの高い倍率となるといくらあなたに実力があったとしても、“運”次第では不採用が続いてしまうのも当然です。

 

一方転職エージェントを経由しての非公開型求人だと倍率は多くても20倍程度という場合が少なくないのです。

 

転職エージェントを経由した非公開型求人の場合、ある一定の条件をクリアした人にのみ求人を紹介するためこの様な倍率となるのです。

 

転職エージェントでは紹介される求人数こそ少なものの、紹介された求人は十分採用可能性があるものなのです。

 

また、大卒フリーターが利用することの多い“フリーター向け”求人を豊富に用意している転職エージェントだと“フリーターから正社員を目指す人”を募集している企業の求人がほとんどであるから、より事務職への就職が近づくといえます。

 

確かに転職エージェントを利用しないで事務に就職大卒フリーターもいますが、就職の“効率”が全然違うのが転職エージェントを利用しての就職活動ということができます。

 

以上が大卒フリーターから事務へ就職する3つのコツです。