4月入社を狙うフリーターが2月の就職活動を有利に進める方法

フリーターから正社員として就職したい!!という時、4月入社を狙うフリーターは少なくありません。

 

そして、フリーターを含め、4月入社を狙って就職活動・転職活動を開始する人が最も増えるのが2月から3月前半の期間です。

 

2月から3月前半の時期は企業から出る求人の数も増える時期なのでこの時期に就職活動・転職活動をする人が増えるのは当然といえば、当然です。

 

しかし、それだけにこの2月から3月前半は競争が激化する時期であるのも事実です。

 

そこでここでは4月入社を狙うフリーターが2月の就職活動を有利に進めるための方法についてお話したいと思います。

 

「新しい求人」をしっかりチェック!!

 

まず、4月入社を狙うフリーターがしっかりと確認しないといけないのは「新しい求人」です。

 

「新しい求人」というのは一体何か？と言うと、最近出始めた求人のことです。

 

4月入社を狙って、2月に就職活動を行うのならば、この「新しい求人」、つまり出たばかりの求人を狙うことがおすすめです。

 

それというのも、半年近く前から計画的に求人を出している企業に向けて就職活動をしても、すでに同じような境遇にあるフリーターが採用している場合、あなたがこれから就職活動を開始したとしても不利になる可能性があるからです。

 

企業はその規模が大きければ大きいほどいろいろな人材がほしいということで、色々なタイプの人材を確保しようとします。

 

つまり、しっかりとした職歴があり経験が十分なタイプからそれこそ高校や大学を卒業後一度もアルバイトすらしたことがないような人まで色々なタイプの人材を確保しようとするのです。

 

だからこそ、すでにあなたと似たような境遇のフリーターが採用されてしまっていれば、「すでに似たようなタイプの人がいる」と言う事であなたの就職活動が不利になってしまいます。

 

ですから、そうした不利な状況を避けるためにも出来る限り「新しい求人」をしっかりとチェックし、それにあたっていくことが何よりも大切です。

 

特に2月から3月前半というのは求人が増加していく時期なので「新しい求人」もどんどん出てくる時期です。

 

そこで、2月から3月前半の「求人が増える時期」という状況を利用し、「新しい求人」にしっかりと目を向ける事が4月入社を狙うフリーターにとって大切な就職戦略となります。

 

1つでも多くの採用試験を受ける!!

 

また、4月入社を狙うフリーターが意識しなければならないのは「1つでも多くの採用試験を受ける」ということです。

 

それというのも、2月というのは4月入社を狙う就職希望者、転職希望者が多くいることから、非常に競争が激化する傾向にあり「運」も大きく絡むからです。

 

企業側も多くの就職希望者・転職希望者に対応しなければならず、一人一人にじっくりと向き合うという事ができにくくなるのがこの時期の就職活動の特長です。

 

そして、それ故に「運」が絡むことが少なくないのです。

 

本来じっくりと面接に時間をかけ、何度も面接を重ねればわかってもらえた良さが理解されないという事が起こることすらあります。

 

採用担当者側も時間があれば一人一人の良さを引き出せるよう工夫してくれることもありますが、そうした余裕がなくなってしまう可能性があるのです。

 

だからこそ、就職を考えるフリーター側も、「1つの企業に対して腰を落としてじっくり…」というわけにはいかないのです。

 

1つ1つの企業にあまりこだわりを持たずに、1つでも多くの企業の採用試験を受けるという事が大切になるのです。

 

「1つ企業の採用試験を受けたら次へ…」というのではなく、複数の企業の採用試験を同時に受ける覚悟が必要となります。

 

2月は競争が激化するからこそ意識しておかなければならないことです。

 

 

 

複数の転職エージェントを活用する!!

 

フリーターからの就職を成功させようと考えたのならば、転職エージェントを利用することがおすすめです。

 

それというのも、フリーターであるあなたの状況を確認した上であなたでも採用可能性が一定以上ある企業を紹介してくれますし、非公開求人ということで誰もが見ることの出来る求人ではないので競争倍率も低いからです。

 

転職サイトやハローワークの求人のように一般公開されている求人だと人気の求人だと競争倍率が100倍、200倍となることすらありますが、転職エージェントなら多くても20倍程度ですし、なおかつ一定以上の採用可能性のある求人の紹介が基本となるので「そもそもフリーターは募集していない」なんて企業で時間を無駄にする心配があリません。

 

また、履歴書や職務経歴書の書類対策や面接対策においても、一般的な対策ではなく、「就職を希望する企業に向けて」の対策を行うことにも役立つので一人で就職活動するよりも結果を出しやすくなると言っても過言ではあリません。

 

だからこそ、フリーターからの就職を狙うのならば転職エージェントを利用することがおすすめなのです。

 

…が、2月に就職活動をするのならば、1つだけ気をつけておきたいことがあります。

 

それは「複数の転職エージェントを利用する」ということです。

 

確かに2月以外でも複数の転職エージェントを利用する価値は大きいです。

 

転職エージェントを複数活用することで、それぞれに競ってもらうことでより良い求人を紹介してもらいやすくなりますし、よりよいサービスを受けられる可能性も高いからです。

 

…が、2月のフリーターの就職活動において複数の転職エージェントを利用すべきだというのにはそれ以外にも理由があります。

 

それは、「その転職エージェント独自の求人案件が増える」からであり、そして「2月は転職エージェント自体も忙しくなるので対応に時間がかかることもあり、1つだけの利用では十分にチャンスを活かせない可能性がある」からです。

 

まず、2月は求人数が飛躍的に増えることもあり、転職エージェントの持つ求人案件も増えます。

 

そして、その増える求人案件の中には、それぞれの転職エージェントが独自に持っている求人案件、つまりA社だけが持っている求人、B社だけが持っている求人といったものが多くあります。

 

それ故に、本当に良い求人を手にする事を考えたのならば、できるだけ多くの転職エージェントから求人紹介してもらう事がおすすめです。

 

また、この時期の転職エージェントは忙しいのも事実です。

 

それ故に一人一人の就職活動に多くの時間を割くことができないというのもこの時期の特長です。

 

そして、だからこそ1つの転職エージェントにこだわりチャンスを逃してしまわないよう、複数の転職エージェントを利用することを意識することが大切なのです。

 

本来ならば転職エージェントとは深い関係を築くことを第一に考え就職活動することが大切ですが、2月の就職活動に関してはある程度割り切って「広く浅く」という利用の仕方をおすすめします。