親のコネを使って就職するフリーターが知っておくべきその現実…

フリーターから正社員として就職する時、一つのきっかけとなるのが…

 

親のコネ!!

 

親のコネとは無縁と言う人も多くいますが、一方親のコネを活用できる人だって少なくはありません。

 

「親のコネ」で入社というとあまりよく思わない人もいるかもしれませんね？

 

でも、親のコネで入社する会社については親がよく知っている企業だからこそ紹介してくれるものです。

 

それ故に、「入社してみてブラック企業だった…」なんてことで嘆く心配はありません。

 

また、親のコネで入社したという事を知らない人から見れば例えコネ入社であろうとなんだろうと、あなたがフリーターから正社員として就職できたという事実しか映りません。

 

ですから、フリーターからの就職を考える時親のコネを使えるのならば使うというのは十分アリです!!

 

でも、親のコネを使ってフリーターからの就職を考えるのならばその負の側面も知っておくことが大切です。

 

「コネ」の関係者の立ち位置によって入社後の位置づけが決まる。

 

親のコネを利用してフリーターから正社員への就職を考える時に注意しておくべきは…

 

「コネ」の関係者の立ち位置によって入社後のあなたの位置づけが決まる。

 

という事です。

 

親のコネで入社するということは「親」もしくはその親と関わりがある「コネの関係者」が必ずいるはずです。

 

そして、そのコネに関わる「親」もしくは「コネの関係者」にもその企業での立場があるはずです。

 

この時の「コネ」の関係者の立ち位置によっコネで入社したあなたの立ち位置が左右される可能性があるのです。

 

「コネ」の関係者の立場が強い場合

 

「コネ」の関係者の立場が強い場合、フリーターから正社員になったあなたへの周囲からの風当たりは強くなる可能性があります。

 

それというのもフリーターから正社員になったような人が多い環境ならばまだしも、そうでなく「新卒」採用からの社員が多い場合などには「特別扱いされた人」としてあなたが映る可能性があるからです。

 

「コネ」の関係者の立場が強いがために表立ってはあなたにあたることはないものの、裏で陰口を叩かれる可能性もあるかもしれません。

 

また、こうした場合に最も気をつけたいのが「コネ」の関係者の“退社”です。

 

「コネ」の関係者の立場が強位分にはあなたはその影響で社内でもいい位置にいるかもしれませんが、そうした関係者が退職した場合、あなたを守ってくれる存在がいなくなる事を意味するからです。

 

弱い立場にいた人達があなたに対して反撃してくる可能性があるので要注意です。

 

「コネ」の関係者の立場が弱い場合

 

もしもあなたが利用した「コネ」の関係者の立場が弱い場合、「コネ」の関係者の立場が強い場合と比べてまわりからの風当たりは強くないかもしれません。

 

しかし、やはり覚悟しておいたほうがいいことがあります。それは…

 

出世は諦めたほうが良いかもしれないという事です。

 

企業での出世を考えた場合、社内政治的なものをおろそかにすることは出来ず、あなたが関わる上司の立ち位置があなたの出世にも関わってきます。

 

その際、フリーターからの就職の際にお世話になった「コネ」の関係者の立場が弱いと出世は不利になる事がほとんどです。

 

「コネ」の関係者の立場が弱い場合にはこうした点で注意が必要です。

 

親の「コネ」を使って就職を考えるなら…

 

親の「コネ」を使ってフリーターから正社員になるための就職を考えたのならば以上のようなことをしっかりと認識しておくことが大切です。

 

また、「コネ」を使って入社するからには何かあっても簡単に辞めるわけにはいかない事がほとんどなので、その覚悟をしっかりと持つこともお忘れなく。

 

…この様に書くと親の「コネ」を利用するのは非常に大変なことのように感じるかもしれませんが必ずしもそうとばかりは言えません。

 

きちんと社内の状況を教えてもらった上で就職すればまず間違って変なブラック企業に入社することはないだろうからです。

 

親の「コネ」を利用しての入社にはメリット・デメリットあるので、それらを理解した上で自分でしっかりと判断することが大切です。